2022年5月26日(木)に、JIAM主催 「メタバースと国際金融都市構想 〜メタバースは世界を変えるのか〜」が開催され、多くの方にご参加いただきました。お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。尚、本イベントは一般社団法人 東京国際金融機構(FinCity.Tokyo)、平和不動産株式会社にご後援いただきました。
場所はFinGATE KABUTOにほど近い、茅場町兜町エリア位置する新ランドマーク「KABUTO ONE」の3Fにある「Book Lounge Kable」で行われました。
「Book Lounge Kable(カブル)は、「お金」や「暮らし」にまつわる多くの書籍と、緑あふれる癒しの空間、使い勝手の良いカジュアルダイニングが融合した、新しいブックラウンジです。
「Kable(カブル)」は、兜町や株式市場の「カブ」、上昇相場の「ブル」など、この街や縁起の良さを連想させる響きを掛け合わせ、「KABUTO ONEだからできる」チャレンジングなマインドを表現しています。」(「Book Lounge Kable(カブル)2021年10月1日オープン PR timesより)
(Kable公式サイトより)
JIAM の理事である有友圭一よりインプットトークとして、立教大学AI大学院の学生へのサーベイ「Metaverseに関する見解」をご紹介しました。
(マイページよりご登録いただくことで資料をご覧いただけます。)
[JIAM理事 有友圭一によるオープニングトークの様子]
mumu 牧之瀬 (JIAM)がモデレーターを務め、パネルディスカッションが行われました。
パネリスト:増田雅史先生、前田順一郎先生、上原玄之氏
モデレーター:mumu 牧之瀬
(イベント詳細はこちら)
[パネルディスカッションの様子]
[JAZZ の演奏 by Jazz CPA with Megami & 中山拓海]
リアルとバーチャルのインタラクションが増えれば増えるほど、掛け算で、経済が大きくなる可能性は秘めていると思う。そういう意味では全部リアルの経済がバーチャル経済圏に持っていかれるというよりはむしろ拡大していくのではないか。
メタバース空間での土地権利サービスがあるが、その性質は不動産ではなく、何か債権的な契約に基づく権利か、行動に基づく権利なのかまだはっきり決められておらず、担保にとって融資して貸し倒れたときにどう回収するか等の検討も未だされていない。
ルール作りをしていくことによって一気にメタバースの中の金融の可能性が期待されるのではないか。するとルールをどこが作っていくのか、が重要になり、東京はルールメーカーたちが集まっている。これは東京のメリットで、世界のメタバースを牽引していくポテンシャルを持った都市が東京なんじゃないかと考える。