canopy
PRODUCT OVERVIEW
Canopyは、複数の運用資産を一つのポートフォリオに集約し、一元管理・分析するためのプラットフォームです。
あらゆるフォーマットによるデータを取り込むことができるため、運用委託先から送付されるデータをそのまま利用し集約することが可能です。
投資ポートフォリオの可視化はもちろん、ダッシュボードや報告書は自由に設定することができるため、より効果的なデータ分析が可能となります。
TARGET MARKET
B2B:
- 銀行
- 金融仲介業者(マルチファミリーオフィス、外部の資産運用マネージャー、独立系資産運用マネージャー、ウェルスマネジャー)
- 信託会社
- 税務コンサルタント
- 非金融機関(例 Nestle)
- FinTech企業(ソフトウェア提供者、ロボアドバイザー)
B2C:
- 超富裕層(UHNWI)と富裕層(HNWI)
- ファミリーオフィス
ASSET CLASS
マルチアセット、マルチカレンシー、伝統的資産と、その他資産(芸術作品、不動産等)
JAPAN COVERAGE
香港でも営業している日本のウェルスマネージャーをオンボーディング中であり、近いうちに日本のデータもカバーする予定です。
FEE STRUCTURE
2つのタイプの顧客
メイン顧客:Canopyに直接登録する顧客
銀行顧客:スポンサー銀行(Credit Suisse Asia のようにCanopyの顧客)を通して登録する顧客
2通りのサービス
A セルフアップロード/ソフトウェアのみ:Canopyのバックエンドポータルである「Canopy Engine」を通して顧客自身がデータを手作業で入力・アップロードします。
A.1) 金融仲介業者の年会費は25,000USドル(顧客の資産データの概要を確認するために、組織内部での利用のみ許可)。
(追加オプション:顧客による閲覧権限)顧客ごとに毎月25USドル
A.2) 富裕層/ファミリーオフィスの年会費は毎年5,000USドル
B「White-glove」サービス:データアグリゲーション、データクレンジング、及びデータのアップロードをCanopyに委託します。データ検索、アグリゲーション(電子PDF処理)、標準化、集計、調整、改善、およびAの「ソフトウェアのみ」のサービスを全て含み、金額は定額料金またはユーザー単位の料金での支払いが可能です。
B.1) 定額料金
B.1.1) 金融仲介業者(マルチファミリーオフィス、外部/独立の資産運用マネージャー)
エンドクライアントが銀行顧客でCredit Suisse Asia 等Canopyのスポンサー銀行で口座を保持している場合、金額はエンドクライアントごとに毎年4,800USドル。スポンサー銀行口座を保持しない場合は異なる料金体系となります。
B.2)ユーザー単位の金額
定額料金を希望しない場合は、1時間75USドルでの課金。明細書発行等別途費用発生。
CURRENT CUSTOMERS
大手グローバル銀行5行(Credit SuisseはCanopyの株主)。他の銀行名は開示不可。
大手グローバル銀行2行、アジアの地場銀行1行をオンボーディング中です(PoCは完了、第二四半期にオンボーディング完了予定)。
銀行の他、ファミリーオフィス、独立/外部の資産運用マネージャー、超富裕層(UHNWI)、税務コンサルタント、FinTech企業
匿名性確保のため、顧客名は開示不可。
COMPETITIVE ADVANTAGE
- 1
金融機関(銀行、保険会社、ファンドプロバイダー)から送付されるPDF, API, SWIFT, CSV等どのフォーマットのデータでも受領可能です。
- 2
複数の表彰実績があります(例:2018年Asian Private Bankerより受賞)。
計算や分析はCanopyによりインハウスで行われるが、その結果はフロントエンドBIツールとしてデータを可視化するTableauを利用し、顧客が自身のダッシュボードや報告書を自由に設定することが可能です。 - 3
顧客が閲覧・編集できるデータベースを提供しており、Canopyによって処理されたデータにアクセスできるだけではなく、自身の市場分析、ESGレーティング等をアップロード可能です。
顧客に自身のデータべ―スにアクセスするキーを渡しているので、顧客は他のデータ可視化ツールを使用することが可能。例えば、ExcelやQlikファイルを使用していれば、データベースの情報をExcelやQlikにのせることが可能です。