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LP Investor Roundtable in Osaka を8月22日に開催いたしました。

2024.08.27 (Tue)

今回、大阪・関西を拠点とするLP投資家コミュティーの形成、EMP(新興資産運用業者の活用)に対する、さらなる認知向上及び大阪・関西を拠点にするLP投資家の大阪金融都市構想への認知向上を目的として投資家ラウンドテーブルを開催いたしました。
昨年大阪府・大阪市は「金融・資産運用特区」に採択されましたが、以前から関西には運用の最新事情への関心が高く、自主的に勉強会も共同開催されるような先進的な企業年金基金様が集積しています。JIAMとFinCity.Tokyoが5年以上に亘って必要性を訴えてきたEmerging Managers Program (EMP)も政府の「資産運用立国」施策に取り上げられ、金融法人による独自のEMPの取組みも始まってきました。その最新事情を関西の年金基金、大学基金等の機関投資家様にご紹介し、Emerging Managersへの運用委託にあたっての期待と課題について議論を頂く場として企画しました。

Key takeaways

冒頭に大阪府の池田成長戦略局長に大阪府の国際金融センター構想のご紹介、金融庁村木総合政策課企画室長には「資産運用立国」に向けての取組みについてお話を頂いた後、かんぽ生命春名専務執行役、三井住友トラスト・アセットマネジメント菱田社長、野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング荻島社長から各社のEMPの取組みをご紹介頂きました。
機関投資家様11名からは年金や投資家のお金を預かる受託者責任とアルファを取っていくリスクのバランス、説明責任と運用者に求められる透明性、FoF等、年金基金が投資しやすいスキームの必要性等、さまざまなフィードバックを頂きました。「シリコンバレーでは辣腕ベンチャーキャピタリストが独立すると、機関投資家は我先にと投資をしたがるが、そのような情報が駆け巡るエコシステムが必要ではないか」とのコメントもありましたが、大阪が国際金融センターとして発展するためのそのようなエコシステムの形成をJIAMも応援して参ります。

当日、運営にあたって多大なご支援を頂きました大阪取引所様、ブルームバーグ様に感謝申し上げます。

プログラム

Timing Topic Speaker/ Moderator
午後5:00-5:05 (5分) JIAM、FinCity.TokyoのEMPに関する取組み JIAM 理事 有友圭一
5:05-5:15 (10分) Opening remarks 大阪国際金融都市構想の概要 大阪府 池田純子局長
5:15-5:25 (10分) 金融庁の取組み 金融庁 総合政策課 総合政策課政策企画室長 村木 圭氏
5:25-5:35 (10分) EMPの背景とEMカタログの概要  FinCity.Tokyo シニアアドバイザー 石田英和
5:35-5:45 (10分) かんぽ生命のEMPの取組み 株式会社かんぽ生命保険 専務執行役 春名貴之氏
5:45-5:55 (10分) 三井住友トラストHDのEMPの取組 三井住友トラストアセットマネジメント 代表取締役社長 菱田賀夫氏
5:55-6:05 (10分) 野村HDのEMPの取組 野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング株式会社 代表取締役社長 荻島 誠治氏
6:05-6:15 (10分) 休憩
6:15 – 6:55 (40分) Roundtable discussion Moderated by JIAM 

ご登壇者、LP投資家、JIAM 理事 有友圭一

6:55 – 7:00 Closing remarks JIAM  代表理事 中尾友治
7:00 – 8:00 Networking reception Bloomberg ジャパンダイレクター 石橋邦裕氏

 

概要

主催 JIAM、大阪府、大阪市
後援 大阪取引所、金融庁、野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング、FinCity.Tokyo、Bloomberg
開催日 8月22日 17時〜19時 懇親会19時〜20時
開催場所 大阪取引所 5階 OSEギャラリー
参加対象 大阪・関西地区を拠点とするLP投資家10-15名程度

  • 企業年金
  • 大学基金
  • 保険会社
  • 地方銀行

 

 

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